先月ダナンのホテルで日本の伝統芸を披露する展示会が催されました。
日本文化交流展示会 https://japanese-culture-event.hp.peraichi.com/
その中で横振りミシン刺繍の『Moon・Cat・Seed』藤原さんが
パンガンダランのことを知り、展示会後に訪れてくださいました。
藤原さんご自身は刺繍を刺すわけではないのですが
長年刺繍ミシンに携わってきた経験から、横振りミシン刺繍を広め、
横振りミシンを守っていきたいという主旨で活動されています。
藤原さんの話しでは横振りミシンはすでに製造されておらず
刺繍を刺す職人さんたちは古いミシンを修理しながら使っているそうです。
横振りミシンが新しく製造されなくなったのは
刺繍ミシンが機械化され、横振りミシンを使える職人さんが激減したことが大きいと思われます。
横振りミシン刺繍は職人芸なので、ある程度刺せるまでに修業がいりますし
何しろ人間がミシンを使って刺しているわけですから時間がかかります。
ですが逆に人間が刺すので表現が自由にできるし
バリエーションも豊富に作れます。
藤原さんはベトナムの横振りミシン刺繍にもとても興味を持っておられ
次回の来越の際にはベトナムの職人さんとの交流を図りたいとのことです。
ベトナムの職人さんも日本同様減り続けています。
そのあたりのことは以前のクラウドファンディングで話しました。
今回いろいろ情報交換ができ
横振りミシン刺繍の可能性も少しだけですが広がりました。
ナイキとコラボしている人がいたり、
素敵なアクセサリーを作っている人もいます。
写真はダナンの催しで展示販売された作品です。
畳にも刺せるんですね。
オートクチュールに使われていたり、
機械刺繍の前のサンプル用に刺されたりと
完全になくなったりはしないとは思いますが、なかなか厳しいものがあります。
刺そうという人が増えていくと嬉しいんですが。
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